2011年5月4日水曜日

漂流コーギー、津波のトラウマを克服中。 “コーギー・スマイル”取り戻す

(Seattle DogSpot記事翻訳)
Rescue Group Finds Shelter for Dog That Floated on Roof for 3 Days After Tsunami 
April 1, 2011 by Robert Pregulman


海に浮かんだ屋根の上で3日間も過ごす羽目になれば、噛みつきたくもなる。


日本の被災動物救助団体のJEARSの報告によると:
「この犬は噛む」。それが、(JEARSメンバーの)イザベラさんがその小さなコーギーについて聞いた最初の言葉だった。

海に浮かんだ屋根の上で3日間漂流してトラウマを受けたため、このコーギーは新潟の避難施設で苦しんだ。

「私は、犬のあんな表情は今まで見たことがなかったわ」と、イザベラさんは語った。

屋根の上に乗って3日間漂流した後に発見され、多大な恐怖とストレスが、保護センターでの慣れない新生活でこのコーギーの警戒心を増大させた。

救助要請に応え、JEARSはこの犬をアニマルフレンズ新潟へ連れてきた。数日間の親身な世話の後、驚くべき変化が起きた。

以前の記事の写真と比べ、だいぶ表情が明るくなった漂流コーギー。


この犬は穏やかになり、もはや脅えることもなく、スタッフの若い男性に打ち解けるようになったのだ。このためにスタッフたちは、このコーギーの飼い主は若者だったのではないかと考えている。

だがさしあたり、このコーギーは名なしのままだ。JEARSのチームは、この小さなオス犬の落ち着き先を探している。

彼の「笑顔」は、アニマルフレンズ新潟スタッフさんたちの親身な世話のおかげ。


この記事への意見:
私もコーギーを2匹飼っているわ。かわいそうなコ。思うに、ボランティアさんたちはこのコを“ツナミ”と呼ぶべきよ。


読後の感想:
あの”噛みつく”漂流コーギーの他の情報を見つけたので掲載。みなさん心配なさっているのか、当ブログの漂流コーギーの記事を読んでくださる方が多い。以前のあっさりした記事では消化不良だったけれど、今度はもう少し詳しく彼の様子を知ることができた。
写真で見る限り、コーギー飼いなら誰でも知っている、あの魅力的な「コーギースマイル」が少し回復した模様。このコが懐いているというスタッフさんのおかげか、彼がトラウマを乗り越えられる日は遠くないと思う(この記事の配信日が4月1日だから、今はもう克服していると信じたい)。