2011年5月20日金曜日

エリザベス女王、コーギーに酒を与えた使用人を処分

(BBC記事翻訳)
Footman in the doghouse
Wednesday, July 21, 1999 Published at 10:13 GMT 11:13 UK

エリザベス女王のコーギーの飲み水に強い酒を混ぜたとされる王家の使用人が降格された、と新聞は伝えた。

サン誌によると、マシュー・キングさん(28)はパーティーの余興として、コーギーの餌と水にウィスキーとジンを加えたという。

このいたずらが発覚し、彼は給料減額とともに平従僕に降格された。

エリザベス女王は、コーギーに酒を与えた使用人のキングさんを降格させたという。


女王が不在の折、キングさんはバッキンガム宮殿で他の使用人たちを楽しませるために、犬たちをホロ酔いにさせたのだろう。

14歳のコーギーの死体解剖の時に、犬の血液中にアルコールが発見されたことによって彼のいたずらが発覚した。

コーギーの担当獣医師のロジャー・マグフォードさんはサン誌に述べた。「この種の行いは、ただのイタズラとして一笑に付すことはできない。酔ったコーギーが何かにぶつかって怪我をすることもあるからだ」

英国動物愛護協会は、犬にアルコールを与えることは“虐待であり無責任である”と述べた。

バッキンガム宮殿の広報官は、人員の配置は内輪事だとしてこの件に関するコメントを控えている。

バッキンガム宮殿の砂利から犬たちの肉球を保護するために、特注のブーツを与えられたことで女王のコーギーたちは最近ニュースになった。

1991年、エリザベス女王は約10匹の犬たちの喧嘩を止めようとして手を怪我したという。


読後の感想:
14歳のコーギーというからには多分自然死だろうけれど、なぜ死体解剖をするのかな? 女王のコーギーだからって、死因に不審な点がなければ普通解剖などしないと思うけれど。ウィスキーとジンが原因で死亡したわけでもないだろうに、なぜこのコーギーに解剖が必要だったのかわからない。BBCの独自取材じゃないからかもしれないけれど、情報不足。死体を解剖した理由までちゃんと書いておいて欲しい。こういう曖昧な記述がある記事を読んだ時は、モヤモヤした気分でスッキリしない。犬にふざけてアルコールを与えるという行為も気分が悪いし。