2011年7月22日金曜日

犬に優しい車10台発表。LAタイムズ記事Part1

Los Angeles Times記事翻訳)


愛犬家の参考になる “ペットに安全な10台の車”を決めるために、ペットの安全の専門家BarkBuckleUp.comと人気自動車レビューサイトEdmunds.comがチームを組んだ。

とても穏やかで拘束されていないペットでも、動いている自動車の中では脅えるものなので、車内で動物を固定するグッズの使用が重要だと、BarkBuckleUp.comの創業者クリスティーナ・セルターさんは話す。「突然の停止や事故の場合に、動物が同乗者にケガを負わせたりフロントガラスから投げ出されたりすることもあります。そして救助者の作業を妨げたり、道路に逃げ出したりして他の事故につながることもあるのです」


それでは、推奨する10台の自動車をアルファベット順に掲載する。そして、ペットの安全に関して何がこの10台を際立たせているのか、その特徴を説明する。


1: Best cars for pet people -- Dodge Journey (Chrysler)
ダッジ・ジャーニー(クライスラー)

ドライバー、同乗者、ペットの安全を確かにするために、ドライブのときにはすべてのギアが安全でなければならない。クライスラーのジャーニーは、インフロア収納庫を提供することでこの条件を満たしている。悲しいことに、ドライバーが車を後退させるときに多くのペットが交通事故に遭っている。ジャーニーはこの悲劇を避けるためにリアビューカメラを装備している。この車のその他の特徴は、飲料や薬やペットフード、そしてLEDライトを保管できるダッシュボード据え付けの冷却装置を装備している。



2: Best cars for pet people -- Ford Flex
フレックス(フォード)

車内が広いフォードのフレックスには大型犬とそのクレートが楽々積み込める。クロスオーバーが十分な広さと、出入りしやすい幅広く開くドアを提供している。他の利点は冷蔵庫用のコンソールを装備していること、そして衝突テストに5つ星で合格したことである。
※クロスオーバー: 乗用車をベースにしているSUVのこと。



3: Best cars for pet people -- GMC Acadia
アカディア(GMC

アカディアは、トライゾーンクライメートコントロールが利用できる。これはSUV、ステーションワゴン、ミニバンでは重要な機能だ。というのは、これは車の後部の空調をモニターすることを助けるので、後部に乗せたペットが過剰な熱に晒されないようにするからだ。アカディアはまた、オンスターシステム(衝突時の緊急対応機能)によるポジションコントロールへのダイレクトリンクを提供し、後部のフォールドフラットシートは、より大きなペットとそのクレートが収容できる。
※トライゾーンクライメイトコントロール: 前席左右後席独立調整。車内を素早く快適な空間にする。



5 : Best cars for pet people -- Hyundai Tuscon
ツーソン(ヒュンダイ)

ヒュンダイのツーソンの特徴は、空調オートマチック制御とフォールドフラットリアシートだ。このヒュンダイ車はまた、リモートキーレスエントリー(これは、リードに繋いだ犬を制御するために手が塞がっているときに便利な機能だ)、そして、後部座席の空調を快適に保つために効果的なプライバシーガラスを提供している。
※リモートキーレスエントリー: 赤外線などにより、離れた所からドアやトランクをロックおよびアンロックできる。
※プライバシーガラス: これにより、リアシートのペットが直射日光から守られ、長時間ドライブなどでも安心できる。



6: Best cars for pet people -- Jeep Liberty(Chrysler)

ジープ・リバティ(クライスラー)

このジープブランドは、クレートやキャリー、そしてタラップといった、ペットの旅行のために特殊化した装備を提供する。タラップは、高齢犬や関節炎を患う犬、大型犬の乗り降りに役立つ。この装備はリバティの他、ジープラインアップの全ての自動車で使うことができる。他のリバティの特徴は、スプリントフォールディングリアシートとキーレスエントリーだ。


読後の感想:
今回は、“ペットに優しい車Top10”の自動車のうち5台をご紹介。
この10台の中に日本車は入っているのか? 残りの5台は次回以降に掲載予定。


残りの5台を掲載している記事には、”犬に優しい車10台発表。LAタイムズ記事Part2”からどうぞ。